僕が好きだったN.S.P 04

当時の音楽番組、コッキーポップによくNSPは出ていた。『コッキーポップ』(Cocky Pop)は、ニッポン放送他NRN加盟の各局(例外的に系列外ネット局あり)で1971年 - 1986年に放送されていたラジオ音楽番組、または日本テレビ系列で1977年 - 1982年に放送されていた音楽番組。

テレビでは、なかなかお目にかかれないアーチストが出てきてよかったです。門あさみさんとかね、大石五郎さんが司会でしたね・・。

中島みゆきさんとか、谷山浩子さんとか、ヤマハ系の人が多かった。あのヤマハのどんのおかげですね。彼は偉大です。

ラジオは 『ヤマハポピュラーソングコンテスト』(ポプコン)がまだ『作曲コンクール』というタイトルで行われていた1971年6月7日に放送開始。リスナーから寄せられたはがきとポプコンで入賞した曲を中心とした選曲、リクエストで構成、この他にポプコン出身歌手、バンドをゲストに迎えてのインタビューやトーク、ポプコン本選会のリポートやリクエストランキングなどを特集して放送されていた。なお、歌手、ミュージシャンたちの音楽を大事にしたいという意向で、曲はフルコーラスかけるのが基本だった (ウィキペデイア参照)

「黙っていれば友達になれない、叫ばなければ消え去ってしまう。私たちが生まれてきた時から育ててきた何かを伝えあうために、ちぎれかけた世界の心と心を繋ぎ合うために、私たちの歌が今 ここにある」

さて、この歌は同タイトルのLp シャツのほころび涙のかけら のタイトル曲。

「かけら」というワードは 天野さんの歌のよく出てくる、液体の涙が、固形のかけらに変貌する。かけら という言葉のもつ音韻にひかれれるのか

残存する印象のようなものを表現するのか、このタイトルは実に絶妙な組み合わせ。そのシャツは大好きなシャツで、色も形も好きだった。そのシャツがだんだん色あせてきてあちこち傷んでくる。そのお気に入りのシャツをきてジーンズをはいて、大好きな彼女とデートなんだ。

何度もデートして、シャツも色あせて、ほころびまででてくる。

「ほおづえついたテーブルに涙のかけらが残っているんじゃないか おもわず息を吸ってみるきみの匂いが残っているようで♪」

 

7枚目のLP 題字は天野さんの字ですね。1976年5月発売

 

大ヒットした「赤い糸伝説」が入っています。高校のときだった、僕も誰かと赤い糸で結ばれてるのか、と考えたことを思い出した。

このLPには名曲があるが、あんまりベスト盤には入ってないレア曲が多いですね。たしかCDでも再販されたとおもいます。

 

天野さんが心を込めて書いた歌詞カード。LPは、ほんとよかったよね。

 

帯が違うのもあります。後期型と思います。それほどよく売れたんだ。

 

このLPの宣伝チラシ、キャニオンさんも売る気満々でした。ニッポン放送はキャニオンさんに占領されていた、かも

若い人にも、聴いてほしいとおもいます。

2025/04/14 作成