N.S.P 「歌は世につれ」
この歌はファンにとっては思い出深いものだとおもう、
天野さんの最初のソロアルバム「あまのしげる」に収録、
後にNSPのアルバム「八月の空へ翔べ」の中でリメイクされました。



A1,かくれんぼ鬼は誰
A2,電信柱 帰り道
A3,淋しがり屋かごろつきか
A4,もう一度逢えたら
A5,恋は終わりのない追いかけっこ
B1,歌は世につれ
B2,野良猫夜話
B3,黄昏に語りて
B4,追想の詩
このLPは1976年に発売。この電信柱のギターは高中正義にちがいない、とおもう。
このLPはCDにはなってはいない。

帯の前期型後期型があります。CDも再発されました。10枚目のLPです。
本も発売されました。
曲目リスト
1 秋の木立ちと天気雨
2 恋は水色涙色
3 誰かが落とした悲しみを
4 湖
5 八十八夜
6 歌は世につれ
7 八月の空へ翔べ
8 愛の行先
9 色あせた風景の中で
10 そのままの君でいて
11 週末
12 避暑地にて
発売日は1978年5月25日
1978年といえば、演歌歌謡曲全盛期、山口百恵さんがヒットを飛ばし、津軽海峡冬景色がヒット。ジュリーもすごかった。
僕の大好きなキャンディーズも解散だよ・・。
ドラムにエレキになり物の時代、DISCOでフィーバーだよ、おっかさん。
しかし、天野ワールド、NSPの叙情派フォークは時代に逆らい、自らの王道をいく、かっこよくないか
「歌は世につれ」をリメイクし、復活コンサートで、大阪で東京で、この歌で天野さんは泣くのである。
NSPをはじめたころは時代に流れはよそに、歌作りに没頭し、オイルショックでばあちゃんがトイレの紙がなくなるとか
いっていても、天野さんはふーん、と、自分の世界に、
学生運動、成田闘争、過激派・・。彼らはそんな時代を思い起こしながら
自分たちは、ひたすら音楽が好きで、好きなことができて幸せ、レコードができて、コンサートができて
それが幸福だったと・。
歌番組などでよく聞かれた「歌は世につれ 世は歌につれ」というフレーズは、昭和初期に大羽さんというひとが
がすでに使っていたことがわかっている。子供のころ NHKの紅白歌合戦の司会をしていた宮田輝というアナウンサーがいました。
この宮田輝はよく「歌は世につれ、世は歌につれ、」と、いっていられたのも思い出します。
誰かが落とした悲しみを