今回、取り上げるのは 「人生の空から」 人生を たび と読む。

1980年9月21日にリリース 9枚目のシングル。 この道は、足寄の道だとおもう。まっすぐな道が多い北海道。
ぼくは大学生だった。NEWSレコードからの第1弾シングル レコード番号も0001 そして、二枚組というシングルだった。
二枚目は 「海を見つめて」「こいごころ」
もう、絶頂期の千春さま、ベストテンにもはいります。売れまくります。
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何をしてもかっこよかった、生き方も、歌も、ラジオも面白かった、
この歌は、ツアーの合間、富山県高岡市駅の横のなんとかホテル。一階がパチンコ屋。駅の電車や汽車の音が聞こえる。
高岡でコンサートが終わったあとか、ひとりで、ギターを抱え、部屋でその歌が生まれたそうだ。
「人生の空から」を歌うたびに、あの高岡での一夜、別に女もいなかったし、メンバーと一緒でもなかったし。なんかすごいな、なんせ駅の横だから、それこそ列車の音が聞こえるわけだよ。いかにも“おお~、俺は今旅の真っ最中だぞ~!”っていう気がして、こういう歌を作らせたんではないかなと思う。 千春談
ぼくもこの年になり、63歳、この歌を再びきけば、ジーンとする。一人旅が好きだった、旅で出会ったひとびと、もうあうことおない。
「人生の終わりに君にもう一度会えたならいいね」
北海道の旅をして、何回もであったひと、逢いに行った人、まわりみちばかりしていた。思い出します。
全国をくまなくツアーをまわる、そのスタンスは変わらない。変わったのは千春ではなく、世の中が変わった。
僕も変わった、変わってしまった、千春の歌を聞いて、あのときの空気みたいなぼくの想いを、探してみたい。2025/05/02